食後のめまいや立ちくらみ、食後低血圧を治したい

食事後に席を立とうとしたとき、めまいやふらつきを起こしたことはありませんか。もし、そんなことが何度かあったら、「食後低血圧」の可能性があります。

「食後低血圧」とは?

食後低血圧とはその名のとおり、食事後に急激に血圧が下がる症状のことを食後低血圧といい、食事性低血圧と呼ばれることもあります。
これは若い人にはまれなことで、むしろ高齢者に特有の現象であるとされています。

食後低血圧の症状

  • めまい
  • ふらつき
  • 強い立ちくらみ
  • 気を失ってしまう(失神)

その典型的な症状がめまいやふらつきですが、人によっては20mmHg以上も血圧が下がり、強い立ちくらみを起こし、そのまま気を失うこともあります。
強い立ちくらみや気を失って転倒し、骨折などの大けがを呼び込んでしまう場合があり、注意が必要です。

食後低血圧が多い年齢層

60歳~65歳以上の「高齢者」に多く、若い人にはあまりないと言われています。
しかしながら、若い人であっても食後には眠くなることもあり、若い人もなり得るものと思われます。
また最近は、食後低血圧が脳卒中や心筋梗塞のひきがねになる可能性も指摘されています。それだけに疑いのある場合には、早めの対応が大切です。
健康体で、脳に何ら異常がない人でもかなりの高齢者がおこすことが知られています。
もちろん、脳に異常がある人とない人では現れる症状の強さに差があります。
脳に病変がある人は、気を失うなどの激しい症状を起こすことがありますが、脳に病変がない人は自覚症状が無いことも多いです
失神や脳卒中などの大事にいたるまえに、食後低血圧の仕組みや対策について知っておきましょう。

普段、低血圧や起立性低血圧を起こすわけでなく、食事の後にだけ低血圧を起こす人は脳に何らかの異常があって食後低血圧を起こしている可能性が高いと指摘している外国の文献もあります。

食後低血圧は食後どれくらいの時間で低血圧になるのか?

血圧の低下が起こりやすい時間帯は、個人差はありますが、食後30分~1時間程度です。その後は次第に通常の血圧に戻るため、めまいやふらつきが食後低血圧によるものだと気がつかない方も少なくありません。

食後低血圧の患者数

患者数についての詳細なデータはまだありませんが、欧米の例などから、わずかな血圧の低下まで含めると65歳以上の高齢者では3人に1人程度が食後低血圧だと推定されています。したがって、加齢にともなってだれにでも起こりうるものだといえます。
病院では、食後の収縮期血圧(最高血圧)が食前と比較して20mmHg以上低下する場合、食後低血圧(食事性低血圧)の可能性があると診断されます。

食後低血圧が起こる仕組み

食後低血圧は、どのようにして起こるのでしょうか。
食事をすると、消化・吸収のために大量の血液が胃や腸などの消化器官の近くに集まります。
※食事をすると腸管ペプチドという消化管ホルモンの一種が分泌され、血管を活性化させることで腸への血流が増加します。

そのままだと脳や全身に流れる血液の量が減り、血圧は低下しますが、急激な低下は危険なので、私たちのからだには心拍を速めたり、血液が集まっている部分の血管を縮める(収縮させる)などの方法で、血圧を正常に保とうとする血圧安全装置が備わっています。

これによって、脳への血流も維持されているので、健康な状態では食後にめまいなどは起こりません。
ところが加齢や病気によって、体内の代謝をコントロールする自律神経などがスムーズに働かなくなることがあります。すると、食後の血圧を維持する血圧安全装置がうまく作用しなくなり、急激な血圧低下が起こりやすくなるのです。
血圧が低下すると脳への血流が不足し、脳が酸欠状態になります。これがめまいやふらつきの原因です。

食後低血圧になりやすい人

一般に食後低血圧は、自律神経機能が低下しやすい高齢者に多くみられます。
それ以外には次のような病気を持つ人が食後低血圧になりやすいと言われています。

  • パーキンソン病
  • 多系統萎縮症(シャイ・ドレーガー症候群)
  • 糖尿病
  • 高血圧

高血圧の方や糖尿病にともなう神経障害、パーキンソン病などの病気のある方にも起こりやすいので注意が必要です。
また、高血圧である人は血圧を下げるために飲んでいる降圧剤により、食後低血圧がいっそう現れやすくなっていることも分かっています。

食後低血圧かどうかを知る

食後にめまいやふらつきなどがよく起こる方は、まず自宅で食前・食後の血圧を測定してみましょう。

血圧測定はわずかな緊張でも10mmHgぐらいはすぐに変動してしまいますので、食後血圧を測定するときも、安静状態での測定が必要です。

安静状態での測定とはまず仰向けに寝ます。
横になって深呼吸をしてそのまま安静な状態を5分ほど保った後で横になったまま測定してください。

食後の血圧測定は血圧がもっとも低下しやすいとされる食後1時間頃を目安に測定します。その結果、食後の最高血圧(血圧の上)が食前よりも20mmHg以上低下する場合には、食後低血圧の可能性が高いといえます。

ただし、個人差もあるので20mmHg以上という数値はあくまでも目安とし、数日間測定し、低下幅が大きいと感じたら、自己判断せずに受診して医師に相談しましょう。自宅で測定した血圧値をメモしておき、診察の時にお医者さんにみせると、診断の参考になります。

食後低血圧と診断された場合の薬

原因や症状などに応じた治療がおこなわれます。

加齢にともなう食後低血圧の場合の治療と薬は次のようなものがあります。

  • 食事の内容や方法などの生活指導
  • 全体の血流を増やす薬
  • 反対に腸への血流を減少させる薬

食前に特定の薬を服用して症状が軽くなる場合があります。たとえば、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は塩分を保持し、血液量を増加させます。他の治療法が効かない重度の症状のある人や入院中の人には、オクトレオチドを注射して腸への血流を減らすこともあります。

病気(糖尿病やパーキンソン病など)が原因と考えられる場合には、その治療も同時におこなう必要があります。

高血圧の薬である降圧薬が原因と思われる場合は服用量を減らすなどの対応もとられます。

このように同じ食後低血圧であっても、原因によって治療法は異なるので、食後低血圧かどうかだけでなく、その原因も確認しておくことが大切です。

食後低血圧と間違えやすい病気、低血糖症

場合によっては食後低血圧だけでなく低血糖症を疑ってみる必要もあります。
低血糖症は血糖値の急上昇と急降下が起こりますので、症状は人によってさまざまですが主に、眠気、めまい、ふらつきなどが起こります。

食後低血圧ならぬ食後低血糖です。
低血圧の場合は脳への血流が悪くなることからさまざまな症状が起こりますが、低血糖は糖に対するインスリンの分泌量がアンバランスであるため、脳のエネルギーであるブドウ糖が足りず、脳の機能が低下してしまうために起こります。
低血糖症は専門医でない限り一般的な医者であっても知識が低く誤診が多い病気です。低血糖症で病院に行く時は低血糖症の専門医または最先端の知識をもった糖尿病専門医にかかるようにしましょう。

日常生活での予防策

食後低血圧には、自分でできる予防策もいくつかあるので、試してみましょう。

食べすぎない

食べすぎは良くありません。とくに炭水化物をとりすぎると、食後低血圧を起こしやすくなるので要注意です。
炭水化物は次の食べ物に多く含まれます。

  • ご飯
  • おこわ
  • 麺類
  • パン類
  • 砂糖をたくさん使った食品(ジャム、甘露煮など)
  • こうした食品を食べすぎないことが大切です。

    ゆっくり食べる

    早く食べると、それだけ腸に血液が集まりやすく、食後低血圧を起こしやすくなります。
    ときどき箸を置きながら、ゆっくり時間をかけて食べるように心がけましょう。

    カフェインをとる

    カフェインには、腸管ペプチド血圧低下を抑制する作用があります
    カフェインには血管を収縮させて、食後低血圧を予防する効果があります。
    コーヒーや緑茶などを食前・食後に飲んでみましょう。ただし、夕食後にカフェインをとりすぎると、人によっては眠れなくなることもあるので、朝食・昼食で試してみてください。

    食後にしっかり休息をとる

    食事のあと、すぐに動こうとすると、めまいなどで危険なことがあります。食後低血圧の疑いがある方は、食後1時間以上はゆっくり休息をとりましょう。
    なお、こうした予防策でも症状が改善されない場合には、早めに受診してください。

    食後低血圧を根本的に治すには?

    病院に行って受診しても低血圧自体未解明な疾患ですので、なかなか自分にあった治療ができない場合もあります。

    現代医学は血圧が高ければ降圧剤、血圧が低いのであれば昇圧剤、血が足りないのなら造血剤といったように表面的な解決ばかりで、なかなか根本的解決が得られないことも多く、歯がゆい思いをしている方も案外いらっしゃるのではないでしょうか。

    低血糖症でも同じことが言えます。
    低血糖症には現代医学の薬は存在しませんので低血糖症の治療といえば、甘いものを控える、白米でなく玄米にするなどの対処法になってきます。

    ではどうすれば低血圧を根本的に治せるのか?

    高血圧、低血圧は現代病と言われています。
    現代病とは昔はあまりなかったけれど現代になってその病気になってしまう人が爆発的に増えた疾患をひっくるめて言います。

    では昔と今とで変わってしまったことを元に戻していけば、治るともいえます。
    基本に戻っていけば良いのです。

    現代の物をできるだけとりこまないようにし、自然の物をできるだけ取り込むようにする。

    現代の物とは農薬、食品添加物、保存料、合成着色料、合成界面活性剤、化学調味料などのことです。
    自然の物とは肉、魚、そしてミネラルがたくさん入った野菜、穀物の事です。
    化学肥料で育てた野菜や穀物では駄目です。ミネラル栽培した野菜、穀物が良いです。

    化学的なものではなくてやはり自然なものが人間には合っていると思うのです。
    これが解決の糸口だと思います。
    自然な物に加えて自然の薬を使います。つまり薬草です。

    現に体がひどく弱かった私は現代医学で治せなかった慢性胃炎、低血糖症が薬草で治せています。

    私は重度の花粉症なのですが、ある薬草を用いたことで、あれほどひどかった花粉症が鼻炎薬を飲まずともぴたりと治まることも何度も経験済みです。

    薬草と言ってもその辺に生えている薬草をむしって食べるのではなくて、薬草の薬効を引き出す食べ方というものがあります。

    例えば梅は梅干しとすることで、非常に胃腸に良い食べ物になります。
    私が言う梅干しは無農薬で育てた梅と、無農薬のしそを自然の塩で漬けた無添加の梅干しです。
    何だ梅干しか・・と思う人もいるでしょう。しかし、これまた超重度の(20年以上悩まされてきた)胃炎だった私だからわかりますが、現代医学でこれほどまで回復させてくれる薬はありませんでした。

    次のページで低血圧の根本的治し方を解説しています。

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