低血圧の「めまい」を改善する5つの対処法!

低血圧の「めまい」を改善する5つの対処法!

低血圧の症状で圧倒的に多いのが「めまい」の症状です。
近年では立ちくらみやふらつきなどの症状もめまいの1つとして扱われるようになってきています。

朝、目が覚めて起き上がる時におこるめまいは非常に恐いものです。下手すれば転倒して打撲や骨折し、寝たきりなどの状態を呼び込んでしまいかねません。

めまいの原因を探り、めまいを起こさないようにするための改善、対処法について見て行きましょう。

低血圧からくるめまいの症状

低血圧の症状にはめまいや頭痛があります。

低血圧の方はほとんどの方がめまいを訴えますし、逆にめまいから自分自身が低血圧であるということを知る人も多いようです。
低血圧で朝めまいを起こしたり、電車の中や朝礼でめまいを起こしたりしていると、もうこのめまいをどうにかしたい!となることと思います。

一般的な低血圧(本態性低血圧)と起立性低血圧のそれぞれのめまいを症状で分けてみます。

一般の低血圧でのめまいは非回転性のめまいで、次のような症状があります。

一般の低血圧の場合(本態性低血圧のめまい)

  • ふらふら感
  • 雲の上を歩いているような感じ
  • なんとなく頭がボーっとした感じ

一般の低血圧とは寝た状態、起きた状態などに関係なくいつも低血圧で低血圧の症状がでる場合を指します。普段から低血圧の人であっても次の起立性低血圧が起こる場合もあります。

起立性低血圧の場合のめまい

  • 立ちくらみ
  • 目の前が真っ暗になる
  • 急に地震が起こったかのようなグラグラする感じ
  • 回転性のめまい

起立性低血圧の場合は寝た状態や座った状態から立ち上がる時に、一気に血圧が下がるため急激に症状が出やすいのです。

起立性低血圧の場合は次のような仕組みで血圧が下がります。

正常な人が寝た状態から立ち上がると、地球の重力により、全身の血液が下にひっぱられ、脳が瞬間的に血圧が低くなり脳の血流が足りない状態になります。頸部はこれを敏感に察知し、上半身の血流量が減ったという情報を脳に送ります。脳はこれを受けて、心臓の鼓動を速めさらに、下半身の血管を引き締めるように(収縮するように)命令を出します。この作用により下半身へ行く血流量が少なくなり、脳や上半身に行く血流量が増え全身の血圧が正常に保たれます。

この一連の流れを立ち上がった時に、一瞬の内に行わなければなりませんが、起立性低血圧の人の場合は、この一連の流れのどこかに障害があり、うまく働いていないために脳の血流量が足りず、酸素不足、エネルギー不足となりめまいを引き起こしてしまいます。

めまいが低血圧によるものかを確認する方法

めまいがした時に、脳の血流を良くする目的でごろっと横になってみてください。
もしめまいが軽くなるようであれば、そのめまいは低血圧によるものです。

横になってもめまいがずっと続いたり、かえって強くなる場合、耳の聞こえが悪くなるような場合、耳鳴りがある場合は、脳や内耳の病気によるめまいの可能性があります。

神経内科や耳鼻科、脳外科を受診してみることが大切です。

低血圧でめまいを起こしてしまう・・その改善、対処法は!?

改善、対処その1

着衣に弾性ストッキングをはきましょう。
弾性ストッキングは脚部のうっ血の予防に役立ちます。
午後になると脚部のむくみやすい方、脚部に静脈瘤の出ている方にも良いです。

改善、対処その2

乾布摩擦、冷水摩擦、日光浴をしましょう
皮膚を鍛えることに皮膚に分布されている静脈やそれをコントロールする運動神経を刺激し、静脈を収縮させたり、自律神経系を刺激することになります。
低血圧の人にはDHEA-Sというホルモンの分泌が少ないことがわかっています。
皮膚を鍛えるとこのホルモンが良く出るようになります。

改善、対処その3

朝、起床時の入浴をしましょう。
目が覚めた時、頭は覚めても体が覚めていないことが多いのが低血圧の人の特徴です。
ぬるめのシャワーを浴びて、徐々に熱くしていきます。
少し汗をかくくらい温もったら今度は冷たい水をかかります。
これを数回繰り返すと体はばっちり目を覚まします。
ただしやりすぎて朝から体力を消耗しすぎないようにしましょう。
シャワーがだめなら朝ラジオ体操をするのでも構いません。頭だけでなく体の目を覚ましましょう。

改善、対処その4

夜中目が覚めてトイレに行く時はゆっくりつかまりながら起き上ることが大切です。
高齢者の起立性低血圧は神経系(脳)に問題のある場合が多く、起き上った直後にストンと血圧が下がります。

夜中にトイレに目が覚め、ぱっと立ち上がると、めまいがして、布団カバーに足をとられ、転んでしまい、そのはずみで大腿骨頭を骨折し、寝たきりになり床ずれを作ってしまいそれが原因で肺炎を併発しなくなってしまうという悲劇が多くあります。

高齢者の方は夜間、トイレに起きる時は、必ずいったんしゃがむか、ベッドにすわりこんで、深呼吸し、ゆっくり何かにつかまりながら立つという癖をつけましょう。

改善、対処その5

もう1つ高齢者の方のための対処法があります。
それは杖を持つことです。

転倒して骨折してからでは遅いのです。

恥ずかしがらず、おっくうがらず杖を使いましょう。

最近はおしゃれな杖やステッキがたくさんあります。杖を体の一部に感じるくらい肌身離さず持ち歩きましょう。

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