低血糖症の食事で気を付けるべき6つのこと
目次
低血糖症の食事の回数
間食で摂るもの~低血糖症の食事~
食べてはいけないもの~低血糖症の食事~
コーヒー
果物はできるだけ控える~低血糖症の食事~
食べるべきもの~低血糖症の食事~
調味料について~低血糖症の食事~
塩は自然塩を使いましょう
化学調味料を避けましょう
低血糖症の食事の回数
低血糖症の食事は同じ量を食べるにしても何回かに分けて食べるほうが体には合っています。
食事の回数を増やしたからと言って治るということはありませんが症状が出るのを防ぐことができるからです。
食後2時間くらいで食事、もしくは間食をとると症状や発作が出にくくなります。
間食で摂るもの~低血糖症の食事~
間食で食べる物は次の2つが良いです。
- アーモンドなどのナッツ類
- おにぎり(できれば玄米おにぎり)
間食と言ってもお菓子やジュースなどではなくて、アーモンドなどのナッツ類にしましょう。
家でつくったおにぎり(できれば玄米おにぎり)も良いでしょう。
甘いものが大好きでどうしてもお菓子を食べたい方は下記ページを参考にしてみてください。
3つだけ実践すれば治る!低血糖症の治療と対処
脳が活動するためのエネルギーはブドウ糖です。
ブドウ糖を燃焼させるにはビタミンB1が必要です。
玄米の胚芽にはビタミンB1が多く含まれています。
白米のおにぎりにはあまり含まれていません。
玄米が駄目な場合はそばや精製されていない小麦を使用したうどんが良いです。
間食をとる時間は11時と15時くらいが良いです。
お腹が減る前、低血糖症の症状が出る前の時間帯に食べるようにしましょう。
ストレスなどで食事をとることが難しいなら一口だけでも玄米を食べるなどしたがよいです。
あまり無理せずに、2時間ごとくらいに気楽に一口だけでも食べると良いです。
ナッツや玄米以外には次の食べ物がおすすめです。
- かぼちゃの種
- ひまわりの種
- 黒ゴマ
- 野菜の煮込み
- 大豆
- アズキの煮物
- 野菜たっぷりのシチュー
- 野菜たっぷりの煮物
煮物は野菜をたっぷり使いますので低血糖症に必要なビタミン類を摂取できます。
食べてはいけないもの~低血糖症の食事~
食事や間食で最もよくないのが砂糖がたくさん含まれる食べ物です。
お菓子、プリン、チョコレート、ジュース(清涼飲料、果物100%ジュースも含む)などが最も低血糖症にとってよくありません。
コーヒー
糖尿病の人にとってコーヒーは血糖値を上げると言われています。
低血糖症の人にとっては血糖値を低下されることが証明されています。
これは矛盾した現象ではなく、砂糖が糖尿病患者の血糖値を上げ、低血糖症の人の血糖値を下げるのと同じことです。
低血糖症の人のすい臓はコーヒーに対して過剰反応するため血糖値を低下させてしまいます。
適正な食事によってコントロールされていた低血糖症の方がコーヒー1杯飲んだだけで激しい血糖の乱高下を起こすと言われています。
副腎は肝臓に対して糖をもっと血液に放出させようとします。
コーヒーと砂糖という組み合わせは特に有害です。
砂糖は血液に直接入り、コーヒーは副腎、脳、肝臓に影響を及ぼすことにより間接的に血糖値を上げます。
缶コーヒーだけでなく豆を挽いて入れたコーヒーやインスタントコーヒーも同じことです。
カフェインが含まれたチョコレートも同じことです。
果物はできるだけ控える~低血糖症の食事~
果物はなるべく食べない
果物に含まれる糖分は果糖、ショ糖、ブドウ糖があります。
これらの糖分は低血糖症の人にとって、血糖値を急上昇させてしまう原因ですので、なるべくなら食べ内容がよいです。
しかし、低血糖症を治したあとには多少食べても問題ありませんので、治療する間はがんばりましょう。
食べるべきもの~低血糖症の食事~
海藻類を食べましょう。
- コンブ
- わかめ
- ヒジキ
- 海苔
海藻にはミネラルが豊富に含まれています。
現代人に不足している貴重なミネラルを補給することができます。
ただし、海藻は消化が悪く、人によってはあまりたくさんは食べられないかもしれません。
野菜をたくさん食べましょう
現代の野菜は昔の野菜と比べてミネラルがあまり入っていません。
しかしながら、野菜はビタミン類がとれるので野菜をたくさん食べましょう。
ゴボウ、ニンジン、レンコン、大根それから旬の野菜をたくさん食べましょう。
旬のものが栄養価が高いと言われています。
食物繊維をたくさん食べると一気に血糖値が上がることを防ぐ働きがあります。
低血糖症や糖尿病の予防になりますし、大腸がんやその他慢性病の予防にもなります。
米などの穀物は絶対に食べましょう。
最近ダイエットなどで米を食べない人や少なく食べているひとが増えているようですが、米をあまり食べず、おかずだけを食べていて低血糖症になっていたため、米を食べるようになって低血糖症が治ったという例もあります。
調味料について~低血糖症の食事~
塩は自然塩を使いましょう
精製された塩は高血圧の元です。
精製された塩は99.9%が塩化ナトリウムという物質で、人間に必要なミネラルが入っていません。
自然塩は人間に必要なありとあらゆるミネラルが含まれています。
自然塩とうたっていても、精製した塩を販売している業者もあるようですので、成分や製造方法をしっかり調べて購入するようにしましょう。
化学調味料を避けましょう
調味料に限ったことではないのですが、食品添加物や科学的なものは体に良くないものが多いのです。
化学調味料を使わずに、醤油は無添加の物を、だしは化学調味料のだしではなくコンブやカツオブシ、しいたけからとっただしを使いましょう。
食品添加物や化学調味料は発がん性があるものがあったり、神経系に影響を与えたりします。
そして、食品添加物は低血糖症の人に足りていないミネラルの1つ亜鉛を排泄させてしまうのです。
うめぼし1つとっても、自然塩で漬けたうめぼしの味に慣れると、市販されている多くの化学調味料で漬けた梅干しや薬品的な味に感じられることでしょう。