低血圧の原因

低血圧の原因

1.低血圧の原因 「自律神経」

血圧や血流をコントロールしているのは、自律神経です。

自律神経には、
1.交感神経・・・血管を収縮させる働き
2.副交感神経・・・血管を緩める働き
があります。

人によっては、交感神経の働きが弱い人がいて、この場合は血管の収縮が十分でなく、低血圧になる場合があります。

■年齢とともに低血圧から高血圧に!?
年齢とともに、
・交感神経の働きは強く
・副交感神経の働きは弱く
なります。

これは、年齢とともに動脈硬化が進み、血管が硬くなるので、交感神経の働きが相対的に強くなるため、血圧が上がるからとも言われています。
このため、若い時に低血圧だった人が年をとって、ほどよく血圧が上昇して、バランスが取れるようになる場合もあります。

■年齢とともに低血圧になっていく人も
年齢とともに、血圧が低くなる場合も多く、この場合は、交感神経が鈍くなっている可能性があります。

また、自律神経そのものは正常であっても、交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れる場合もあります。
自律神経の活動性は、個人差も大きいことがわかっています。
血圧が低い時には、交感神経の活動性が落ちているか、副交感神経の活動性が高くなっています。

2.血圧は緊張の度合いでも左右される!?

・緊張した時には、血管は収縮し、血圧はあがります。
・緊張が全くない状態では、交感神経はあまり働かず、血管の緊張が緩んで、血圧が下がります。

3.血管の柔軟性と心臓の収縮力

 血管は末端にいくほど細くなり、最終的には毛細血管となって広がっていますが、基本的にはひとつの袋に心臓というポンプがついていると考えてください。
血圧とは、この袋の圧力のことで、ポンプの力、すなわち心臓の血液を送り出す力が強ければ、高く、弱ければ低血圧となります。この時、袋にあたる血管が柔らかく、広がった状態であれば、血圧は下がり、血管が硬く狭くなっていれば、血圧は高くなります。一般に、心臓のパワーは一定していますが、男性の方が女性より心臓の収縮力が強いので、女性の方に低血圧が多くなります。

4.血液中の水分量

 血液が粘稠になると、圧をかけないと血管の中を通りにくくなるので、血圧が上がります。すなわち、血管中の水分量の多寡が血圧に影響を与えます。

5.低血圧と脳幹部の血流

脳幹部の血流が悪くなると低血圧症が出やすくなります。
脳幹部は脳の一番下にあり、脳からの神経回路が全部集まっているところです。
ここを流れている脳底動脈は直径5mmもない細い血管ですが、非常に重要な血管です。
この動脈がつまると、ほぼ即死状態になりますが、少しでも流量が不足すると、平衡感覚が失われたり、めまい、ふらつき、気が遠くなったり、失神したりします。そのほか、体や手足にしびれ、脱力感、目の前が真っ白になったり、真っ暗になったりします。

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