しそは列記としたすごい薬草なんです!
しその名前の由来
しそは香りがよく、食べるとおいしいものです。
しその香りは食欲をそそり、ミネラルやビタミンなどの栄養価も豊富です。
薬としても用いることができるのです。つまりしそは薬草の一種なのです。
しその名前は生薬名の「紫蘇」の読みで紫色をした蘇生させることが出来る植物の意味です。
その昔、心臓が止まったかに見えた人にシソのしぼり汁を口にいれてあげたら、心臓の鼓動が確認できるようになった
そう認識されたたためこの名前がついたと言われています。
薬としての紫蘇
しそには順気作用といって気をめぐらす作用があります。
そしてしそは他の薬の作用を強める作用があります。
この作用があるため、いろんな漢方薬に用いられています。
順気作用により気を巡らすことで精神的に楽にすることを目的に使用される植物です。
しかしシソの効果はそれだけではないのです。
あのシソ独特の香りの成分であるペリルアルデヒドには強い防腐作用があり、刺し身のツマとしても利用されています。
しそは名前の元になった紫色の赤ジソと緑色をした青じそがあります。青じそは大葉とも言われます。大葉とは青じその商品名で、世の中には大葉として青じそが流通しているものが多いです。
一般の食べ物として食卓に上るのは青ジソを使用し、梅干しの着色料としては赤ジソが使用されています。
基本的には青じそも赤じそも同じと考えて使用しても良いと言われています。
ただ、漢方薬としては赤じその方が使用されているようです。
シソの効果、効能
シソは抗酸化作用、消臭作用、血中のアルコール分解促進作用があり、アトピー、花粉症、ぜんそくなどのアレルギー症状を緩和してくれます。
シソは血液の循環を良くし、頭の疲れ、イライラを鎮める作用があります。
乾燥粉末にしてご飯のふりかけとして食べると健康な生活を送れます。
特に梅干しと漬けたシソの葉を乾燥粉末にしいりごまやかつお節の粉、チリメンジャコ、天然の塩などを加えたふりかけはとてもおいしいです。
シソを栽培し葉を食べた後に残る茎は捨てるのではなく、乾燥して風呂に入れて入浴すれば、神経痛、リウマチ、腰痛、打撲による痛みを解消できます。
しそ アレルギー
シソはアレルギーを緩和させてくれる植物です。
夏にしそジュースを作って飲んでいると翌年の花粉の時期には、花粉を感じにくくなっているのに気づくと思います。
ただし、一般に流通しているシソは農薬に注意する必要があります。
無農薬栽培や減農薬栽培の農家さんから買った方が安全で体に良いと思います。
しそは農薬まみれ!?
一般に流通しているシソは大葉として売られていますが、もしシソを食べて体に異常を感じた場合は農薬のせいかもしれません。
しそには残留農薬が多いのかもしれません。
測っていないので断定はできないのですが、しそは非常に虫がつきやすく、農薬・化学肥料栽培を毎年行っている土地でしそを栽培しようとおもったら農薬を大量に散布しなければなかなかうまく育てることができません。
シソは栽培しようとすると、すぐに虫に食べられてしまいます。
虫に食べられて葉っぱが穴ぼこだらけになったり、ネキリムシに根もとの茎から切断されてなかなかうまく育ちません。
栽培していて旺盛に育ったと思って、気を抜いているうちに虫が付くと1~2日のうちに全部食べられてなくなってしまったというほど虫にとってもおいしい植物のようです。
シソは土質が悪ければ、虫にすぐに食べられなくなってしまうので、農薬を大量に使用しなければ販売できるようなきれいなシソは育てることが出来ず、そのことを知っている農家さんはシソは一切食べないのだそうです。
しそは無農薬でも育つ
しかし、土質が良ければシソであっても無農薬で育てることは可能です。
3年ほどかけて農薬や除草剤まみれの畑を自然浄化させ、ミネラルを投入してあげれば、無農薬、無化学肥料でも元気なシソが育ちます。
無農薬でミネラル豊富なシソが世の中に流通したら現代病で苦しむ人々を快方に向かわせることができると思います。
無農薬でミネラル栽培を行ったシソは香りも良くおいしくて、現代人の救世主ともいえる存在になり得ると思います。